ごぶさたしてました。
この所、ちょっとバイオリズムが下降気味で、忘れてしまいたい昔の事に悩まされ続けていて、ブログを更新する気になんてちょっとなれなかった。
ま、でもリハビリ(?)をかねて少しずつ、更新する事にします。
バイオリズムの関係でもないんだろうけど、最近はめっきり印画紙ネガで撮影しなくなりました。
気力が持たんのです。
前日に印画紙を装填して重いカートひきずって、ほぼ完徹して現像する体力も。
何かね、印画紙ネガ派がマイナーになるわけがちょっとわかるような気がします。
とにかく、全然お手軽でないからなんですね。
おまけに評価も低いから。
だからこの所、もっぱらホルガとK氏から頂いたFUJIPETで撮影しております。
ホルガは例によって、カラーフィルムを使うと巻き太るため、カラーはFUJIPETで撮ってます。
やっぱりかさばらないから、いいよね〜。
ホントは印画紙でもっと撮りたい気持ちもあるんだけどさ。
で、先日は京都芸術センターに行ってきた。
その数時間前に、「古今烏丸」で友達とランチした後、店内の数カ所を撮影したんだけど、某お香のお店「リ○ン」のディスプレイをガラス越しに撮ろうとしたら、(←でかい三脚とかは使用してなかったのよ?)スタッフが「何してるんですか!」とすっ飛んで来て、「撮影はお断りしてます!」と言われたばかりだったので、おそるおそる出かけたんですが。
(余談だけど、これって写メなら別にいいわけだよね〜。なんかこの店の度量が狭いと思ってしまうのは、私のエゴかな)
いや、芸術センター、素晴らしい。
三脚たてて撮影してても、全然平気。それどころか、お掃除の方など、「ごめんなさいね〜、邪魔してますね」とおっしゃってくださるのですよ。
やっぱり、文化というか芸術系活動を推進する立場にあるからなんでしょうな。
そんなの、当たり前じゃん、良い写真撮ってください、という雰囲気。
ここは実は「元明倫小学校」であった所です。
当時の建物をそのまま保存して、色々な芸術活動の場として解放されており、文化的な取り組みのプロジェクトの発信所ともなっています。
板張り、高い天井、レトロな建築様式。
外観等、若干手を入れてはあるものの、内部は昔の小学校のたたずまいがそのまま残っている。
圧巻なのは、小学校ができた当時から設置されていた、天窓や明かり取りの窓。
実に素敵なんです。これが。
古今烏丸での撮影をあきらめた後、「どうしようかな〜」と歩いているうち、ちょっと寄って見ようかな、くらいに足を運んだ場所だったんですが、行ってホントよかった。
で、夢中になって階段に這いつくばって画角を考えていたら、スタッフとおぼしき年配の男性が、「良い写真とれますか?」と声をかけてくださった。
以下、そのやりとり。
「ここ、いいでしょ? この天窓。」
「はい。素敵です。」
「私の母校です。」
「ああ、そうなんですか。素敵な小学校時代を過ごされたんですね。」
立ち去る男性。その後も汗だくになって画角と戦う私。
やがてまたその男性が戻ってこられた。
「この天窓はね、この小学校ができた当時からあったんですよ。こんなのがあるの、当時は珍しくてね。」
「へえ、そうですか。粋ですよね。」
「スロープの方には行かれましたか?」
「いいえ、まだです。」
「ぜひ全部見て行ってくださいね。」
「はい、ぜひ。」
そうして、やっとその場の撮影を終えた私は、スロープのある別棟へ。
な、何て素晴らしいの!
光といい、窓や手すりのデザインといい、こんな場所がまだあるなんて!
残念ながらフィルムを使い果たしていた私は、磁石に吸い寄せられるように、翌日またそこへ足を運んだのだった。
蛇足ながらここは入場無料。
談話室は10:00から20:00まで解放されています。飲食も可。
私が行った時は、外国人が日本語レッスンしていたり、OLさんがお弁当を食べていたり、学生さんが勉強したりしてました。
教室の趣きをそのまま残して、黒板には何やら難しい数式が書かれていた。
窓と天井がとにかく高い。
窓外にマンションが迫っているのが難と言えば難ですけれど。
手すりの意匠や明かり取りの窓からもれる光線を撮りに、また出かけたい。


